a16zが英国オフィス閉鎖
米大手ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)の英国オフィスを閉鎖すると、同社暗号資産(仮想通貨)部門「16z Crypto」のCOOであるアンソニー・アルバネーゼ(Anthony Albanese)氏がXより1月25日に発表した。
今回のa16zによる英国オフィス閉鎖は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の新政権による暗号資産関連の政策推進を受け、米国事業に重点を置くことを選択したためとのこと。
a16zは2023年6月、初の海外展開として英国への進出を発表。米国への投資は継続するとしながらも、英国における暗号資産規制への取り組みを評価し、同社では米国以外では初となるオフィスを英ロンドンに開設していた。
アルバネーゼ氏はXにて「(今回のオフィス閉鎖により)英国が暗号資産とブロックチェーンで果たす役割の拡大に対する私たちの自信が変わることはありません。私たちは、英国を含む世界のどこにいても、優れた起業家に投資し続けます。また、英国が現在進めている暗号資産への取り組みを支援する準備も整っています」とコメントしている。
We’re excited by the enthusiasm for crypto building and adoption in the UK and are encouraged by the recent positive policy announcements and actions. However, we have chosen to focus on the US given the new administration’s strong policy momentum and will therefore be closing…
— Anthony Albanese (@AAlbaneseNY) January 24, 2025
画像:iStocks/LuckyStep48
関連ニュース
- a16zがロンドンに拠点設立へ、英国の暗号資産規制への取り組み評価で
- a16zクリプト、「2025年に向けた7つのビッグアイデア」を公開。分散型ガバナンスのトレンドにも言及
- アクティブウォレット数が過去最高を記録、昨年から3倍増加で約半数はソラナ(SOL ($231.07))=a16z crypto
- a16zクリプト、アクセラレーター参加企業21社を発表
- 今年のWeb3どうなる? 暗号資産/ブロックチェーン業界を牽引する88人が語る「2025年の展望」